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2020.07.03
平成3年(1991年)発売のロングセラー商品であるトモエ日高昆布しょうゆシリーズをはじめ、トモエ日高昆布だし彩りなど様々なトモエ商品に日高昆布が使用されています。
日高昆布は、北海道の日高地方を主産地としており、味が良く、だし昆布に適しているのはもちろん、煮物の具材や昆布巻きなどにも幅広く使用されます。
トモエは、毎日の食卓に馴染み、家庭の味として代々伝わる味を目指し、料理の素材やしょうゆ本来の旨みをやさしく引き立てる日高昆布だしに長年こだわりを持ってきました。
トモエは、だし昆布としての日高昆布だけではなく、そのだし取り方法にもこだわりを持っています。
和食におけるおいしい昆布のだし取り方法(煮出し法※)を工場規模で再現した独自の“旨だし釜茹製法”。
水質の良い石狩川水系(豊平川)の天然伏流水を使用し、大きな釜で丁寧に煮出すことにより、奥深い旨みが引き出され、より厚みのある味わいの昆布だしに仕上がります。
※煮出し法とは、昆布を水に入れ、徐々に熱を加えて 沸騰する前に取り出すだし取り方法です。
熱を加えない水出し法と比べて、濃厚な旨みが出る特徴があります。
北海道の昆布は、寛永15年(1638年)に西回り航路開拓がなされるまでは、福井から琵琶湖経由で大阪に運ばれていました。
その後、北前船の出現で昆布は北海道から北陸を越えてさらに西に至り、一部は長崎、鹿児島を経て沖縄にまで運ばれます。
昆布の旨みを全国に広め、日本を代表する食文化へと昇華させたその航路は、“コンブロード”と呼ばれています。
トモエの前身は、福井の回船問屋。北前船で日本各地を巡り、昆布をはじめとした特産物を商っていた先人たちのように、トモエは日高昆布の旨みを全国にお伝えします。